国際物流営業職は社内外の関係者と連携し、顧客ニーズを分析し最適な輸送ルート選定、価格設定、契約管理などを行い最適な物流ソリューションを企画・提案するポジションです。輸出入・通関、倉庫業務などに加えて社会情勢や日々変わる法規制など物流分野の専門家として広範な知識が求められます。
物流業界全体は人手不足の状況が続いており、営業職も例外ではありません。そのため、他業界の営業経験者を採用される物流企業も少なくありません。しかし、輸出入プロセスの知識・理解やメーカーの物流部門・生産部門への営業経験など少しでも関連性のある経験が条件となる場合が多いです。
フォワーダーの営業職の場合、輸出入プロセス、輸送手段(海上、航空、陸上)、貨物保険、税関手続きなどに関する理解が重要です。そのため、入社後は輸出入オペレーターからスタートとし、輸出入プロセスを理解したのちに営業職に配属となるケースも多く見受けられます。
貨物仕向地となる海外拠点や顧客とのやり取りなどの際に語学力を活用頂けます。また、グローバル企業に就労する場合は他国の拠点を巻き込んでのプロジェクト等も発生するため、語学力を活かせる機会は多くなります。
日本で就労する場合は顧客とのやり取りは日本語で行われる割合がほとんどです。しかし、海外拠点とのやり取りが発生しますので読解と書面でやり取りできるレベルの英語力が最低限求められます。TOEIC650が目安となります。しかし、外資系企業の場合は口頭でのコミュニケーションが可能なレベルを求められることが多いです。
「貿易実務検定」、「国際貨物取扱士(IATAディプロマ)」などの資格を取得していれば輸出入に関する知識を有しているアピールに繋がります。その他にも「通関士」や「ロジスティクス管理」などがございます。物流関連の多く資格は受験資格が設けられていないため、未経験の方でも取得が可能です。
輸出入・通関手続きや輸送手段やルートなどの物流知識に加えて、輸送プロジェクトはカスタマーサービス部門、通関部門、倉庫部門、顧客の物流部門など社内外の多くの関係者を巻き込んだ大規模なものであるためプロジェクトマネジメント能力を身につけることも可能です。
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