入社までの流れ

選考を通過し内定を承諾した後に行うのが入社手続きです。この時点で入社は既に確定しておりますが、入社後にバタバタしてしまわないように適切にプロセスを進めておきましょう。

内定後から入社までの流れ

ステップ1:内定の承諾

企業は内定の際に内定通知書の発行を行います。この書類に記載されている内容をもとに、企業が提示する条件を承諾するかどうかを決定します。内定への承諾は入社意思があると企業に伝える行為ですので、後に考えが変わらないように必要な確認は全て行っておきましょう。また、内定を辞退する場合は、辞退理由の説明と共に最後まで丁寧な対応をしましょう。

ステップ2:雇用契約の締結

内定通知への承諾したら、雇用契約の締結を行います。企業より雇用契約書が発行され、該当箇所に署名をして転職先企業との雇用契約を締結します。また一般的に、雇用契約の締結時に入社日を確定させます。

雇用契約書には労働法に則って労働条件や待遇が記載されています。内定通知書で承諾した内容と変わりがないか、記載内容に不明瞭な部分がないか等、署名前に確認しておきましょう。

※試用期間の前後で契約内容が異なる企業もございます。

ステップ3:退職の手続き

転職先企業から雇用される事が確定したら、現在の職場での退職手続きを開始します。退職プロセスについては「退職の流れ」をご覧下さい。

ステップ4:入社と入社手続き

転職先企業側で社会保険の手続き、給与口座の登録、健康診断の実施、備品の準備など入社に向けた準備が行われます。入社後にバタバタしないよう入社前に必要情報の提出を求められる場合もありますので、必要に応じて適切な対応を心掛けましょう。

入社日の動き方は転職先企業から指示があるのが一般的です。もし何も連絡が無ければ、担当人事に確認をしておきましょう。入社初日は上司や同僚への紹介から入る企業が多く、このタイミングで積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。

※ここでのポイント

試用期間から正社員登用

多くの企業では社員雇用において「試用期間」を設けていて、この期間中に新入社員の適性や企業文化との相性を実務を通して評価します。試用期間は通常3ヵ月前後で設けられる事が多く、試用期間を過ぎると正式な社員としてみなされます。

最後に

入社の流れについて解説させて頂きました。転職者にとって転職先企業は人生の次のステージを過ごす場所となりますので、入社の段階から信頼されるような対応を取るように心掛けましょう。