近年、採用現場ではZoomやMicrosoft Teams、Skypeを利用したWeb面接(オンライン面接)が主流となっています。Web面接と対面面接では異なる点もある事から、Web面接におけるポイントや注意点は面接前に押さえておきましょう。このページでは、Web面接におけるポイントと注意点について解説します。
Web面接とは?
Web面接(オンライン面接)は、インターネットを通じて行われるオンライン上の面接です。従来の対面面接と同様に、求職者と採用担当者が直接対話し情報を交換する場ですが、場所や時間の制約を受けずに行うことができる特徴を持っています。
Web面接は、ビデオ会議ツール(例: Zoom、Microsoft Teams、Skypeなど)や専用のオンライン採用プラットフォームを使用して実施される事が多く、応募者は自宅や別の場所からビデオ通話を通じて面接に臨みます。
Web面接と対面面接の違い
場所や時間の影響を受けにくい
Web面接では場所や時間に関する柔軟性が高く、自身の所在地に関わらず面接を受ける事ができます。また、海外拠点を持つ企業とのWeb面接では、同時に複数国から採用担当が面接に参加する事も少なくありません。物理的な移動が必要ない事で面接の調整も行い易く、フットワーク良く企業との面接を進められるのはWeb面接の特徴となります。
得られる印象では対面面接に劣る
Web面接で得られる相手への印象の深さにおいては対面面接が勝っている傾向にあります。表情や身体の動きが全て見える対面面接とは違い、Web面接では画面に映る部分のみでお互いを判断しなければいけません。
インターネット環境や使用機器の影響を受ける
Web面接ではパソコン、タブレット、インターネット回線やビデオ会議用ツールといった機器を使用して行われます。このどれか1つにでも不具合が発生してしまうと、面接の実施自体に影響がでてしまいます。機器関連の予期せぬトラブルによって面接が延期もしくはキャンセルとなってしまう例も稀に発生してしまいます。
Web面接のポイントと注意点
Web面接で事前に確認しておきたい内容
Web面接に使用する機器やツールの確認
パソコン、タブレット、ビデオ会議用ツール、Webカメラやマイクなどが問題無く作動するか確認をしておきましょう。また、始めてのビデオ会議用ツールを使用する時は、会議室へ入るまでのプロセスも事前に確認しておきましょう。
面接を行う場所の確認
Web面接を行う場所選びでは、下記の点を押さえておきましょう。
- インターネット環境(通信環境)が良い場所
- 静かで周りの騒音や雑音が入りこまない場所
- スッキリと整理整頓された背景で面接に臨める場所
Web面接は対面面接に比べて強い印象を与えるのが難しい面接手法となります。その為、不必要な部分でマイナス点とならないように、上記については事前に確認しておきましょう。
時差の確認
Web面接では、海外に住む採用担当が面接を行う事も少なくありません。海外に住む採用担当と面接を行う場合は、時差も考慮した上で面接時間に間違いが無いかを確認しておきましょう。
Web面接で気を付ける事
面接室への入室は少し早めにする
Web面接では、面接の5分前には面接室へ入室できるようにしておきましょう。通信機器やビデオ会議用ツールに不具合が発生する場合もありますので、早めの準備で予期せぬトラブルへ対応できるようにしておきます。
身だしなみ
Web面接でも対面面接どうように身だしなみには気をつけましょう。間違っても画面に映る部分だけ整えて臨む事は避けて下さい。
カメラの位置と距離
Web面接では、自分の肩が画面に入る程度の距離を保ちましょう。また、カメラの位置も正面である事が好ましく、極端に上から目線や下から目線となる事は避けましょう。
マイクとイヤフォンの使用
LogiSpaceでは、英語面接においてマイクやイヤフォンの使用を推奨しています。相手の言葉を聞き取りやすい環境を作り、できる限り精度の高いコミュニケーションを取る為の工夫もWeb面接で良い印象を与える為のポイントとなります。
スクリプトの準備はしない
Web面接では稀に画面上にスクリプトを表示させて面接を行われる求職者様がいらっしゃいます。相手側からスクリプトは見えませんが、何十回と面接をこなしている採用担当には分かってしまう事も少なくありません。LogiSpaceではスクリプトではなく事前準備をしっかり行われる事を推奨しています。
面接室からは、すぐに退出しない
Web面接が終わった際に面接室からすぐに退出するのは避けましょう。面接官の退出を待つ又は数秒時間を置いた後での退出が好印象のポイントとなります。
最後に
Web面接のポイントについて解説致しました。Web面接では対面面接と異なった部分で採用担当へ印象を与えている事も多々ありますので、その中で自信の印象を最大化させれるように上記のポイントを参考にして頂けますと幸いです。