IATAとは?
IATA(英名:International Air Transport Association、日本名:国際航空運送協会)は、1945年に設立された航空運輸業界団体で、現在では多くの航空会社(定期国際線を運航する会社)や航空貨物代理店、旅行会社などが加盟してます。またIATAは本部を2ヶ所設置していて、それぞれカナダのモントリオールとスイスのジュネーブに位置しています。
IATAの主な役割には、主航空運賃の決定、安全基準の推進と認証、運営基準の標準化、公認貨物代理店の認定などがあり、これらの業務を通してIATAは航空業界の安全性、効率性、持続可能性の向上を目指しています。ただし、近年ではIATAに加盟せず独自に運賃を決めるLCCや、世界的なオープンスカイの流れ、世界各国の競争や公正取引などの法律の関連からIATAの存在意義が改めて議論されるようにもなってきています。