HSコード

HSコードとは?

HSコード(Harmonized Commodity Description and Coding System)は、国際貿易で使用される商品の名称および分類を統一するためのコード番号であり、1988年1月に発効された「HS条約」に基づいています。また、HSコードは「HS番号」「輸出入統計品目番号」「関税番号」「税番」などと呼ばれることもあります。

HSコードは「部」「類」「項」「号」で構成されており、6桁のコードで表示されます。また、HS条約に基づいた世界共通の番号はこの6桁までで、6桁以降は各国が任意の桁数を付け足して活用しています。HS条約では、商品ごとに固有のHSコードを割り当てることで、その商品の関税率や原産地規則を特定することが可能にしています。

2023年7月現在、世界税関機構(WCO)が管理している同条約には、160の国・地域及びEUが加盟しています。加えて非加盟国であってもHSコードを使用している国と地域があり、それらを含めると200以上の国と地域がHSコードを使用しています。