CPIMとは?
CPIM(Certified in Production and Inventory Management)は、ASCM(以前のAPICS)が提供する国際的な資格です。全世界共通の教材をもとにした選択肢方式の試験が実施され、、サプライチェーンとオペレーション管理における専門知識とスキルの証明となります。この資格は、ASCMから提供される資格の中ではエントリーレベルとされながらも、生産計画、需要予測、在庫管理、調達、品質管理といった具体的な業務に対する深い理解が求められる内容で構成されています。
CPIMでは、サプライチェーンにおける企業内のオペレーション業務を効率的に管理するための基礎的かつ実務的な能力を測ることに重点を置いており、実際の業務現場で直面する課題に対応できる能力を備えているかを評価基準としています。また、国際的なサプライチェーンマネジメントに必要な技術や知識の習得も目的とされており、サプライチェーンの各要素(サプライチェーンネットワークの設計、調達と供給、サプライチェーンにおけるリスク管理、持続可能性と技術の最適化など)を統合的に理解することが求められます。