混載貨物とは、異なる荷主からの小口貨物を同一の運送手段(船舶、航空機、トラック、列車など)で一緒に運ぶ輸送方法を指します。この方法では、様々なサイズや類型の貨物、異なった目的地に向かう貨物を組み合わせる事による輸送効率と輸送コストの最適化が目的とされます。また、混載貨物を手配する事業者は「混載業者」と呼ばれています。

例として、貨物船(同じ船)で異なる類型の貨物(コンテナ、液体貨物、バルク貨物など)を運ぶケースや、航空輸送においては旅客便の貨物室に異なる種類の貨物を同時に積み込む方法などがあげられます。

混載貨物のメリットとデメリット

混載貨物は少量の貨物を低コストで運びたい場合に利用しやすい輸送方法である一方で、複数の荷物を1つ1つの目的地に運ぶため時間が掛かってしまったり、商品の破損リスクが高まる事がデメリットとしてあげられています。